開催趣旨
3月11日の東日本大震災で被災された方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回の未曾有の震災経験を通じ、人々の生命を救う医薬品の重要性を改めて認識するとともに、資源の乏しい我が国において知識集約型産業である製薬産業が、経済復興の中心的な役割を果たす必要性を感じられた方も多いのではないでしょうか。
我が国の製薬産業が、その優れた技術を生かし、Japanブランドの良質な医薬品を積極的に海外各国に提供することは、疾病に苦しむ世界中の人々に大きな福音をもたらすとともに我が国経済全体の発展にも大きく寄与するものと考えます。
そこで、当セミナーでは、医薬品に対するニーズが急速に高まっているPharmergingと呼ばれる新興市場6か国(メキシコ、ブラジル、中国、韓国、トルコ、インド)の医療・薬価制度の概要と医薬品ビジネス成功のポイントについて、(有)オフィス・メディサーチ代表の松原 喜代吉が、分かりやすく解説します。
なお、大震災の復興への道のりは険しく、被災地では今なお多くの支援を必要とされていることから、当セミナーは復興支援チャリティ・セミナーとして開催し、収益の1割を災害義援金として日本赤十字社を通じて寄付させていただきます。
新薬・ジェネリック薬企業を問わず、多数の方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。
開催日時
平成23年9月2日(金) 9:45~17:00
※定員:80名(定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください!)
会場
大井町「きゅりあん」6階大会議室
〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1 TEL03-5479-4100(代)
最寄り駅:JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」徒歩1分
参加費用
お一人様 39,900円 (資料代、昼食お弁当代、消費税含む)
※特典
参加された方全員に、講演時に使用するパワーポイント資料(スライド約180枚)およびメキシコの「Cuadro Basico2009年版」、ブラジルの「RENAME2008年版」、中国の「基本医療保険薬品目録2010年版」、インドの薬価リスト等を収録したCDを無料で進呈させていただきます(社内での説明会等で使用可能です)。
お申し込み方法
Webでのお申し込み: 弊社ホームページ info@office-medisearch.business-hp.com
FAX等でのお申し込み: 044-975-7365 (オフィス・メディサーチ松原まで)
※ご勤務先名及びご住所、ご所属、お名前、ご連絡先(Mail、電話番号等)明記の上、お申し込みください(形式は自由です)。お申し込みされた方には、後日、弊社よりお振込み先等、ご連絡させていただきます。
講演項目
-
1.メキシコ
- 医療保険制度~主な公的医療保険IMSSとISSSTE、政府による医療保障プログラム、Seguro Popular de Saludeの創設~
- 薬剤給付システム~公的医療保険サービスは薬剤も含めて無料~
- 医療提供体制~医療従事者数、病院・診療所・薬局数~
- 医薬品市場規模と市場構造(公的と民間セクター、価格レベル、輸入品と国産品、GEシェア)
- 薬事承認制度~規制当局と薬事法規、承認申請手続き~
- 知的財産権保護について~先進国レベルの医薬品特許制度とデータ保護制度~
- 薬価制度~特許切れ製品とGEは対象外、民間セクター向けの3種類の薬価~
- 公的セクターでのポジティブリスト「Cudro Basico」と公的薬剤調達制度
- メキシコの医薬品市場の特徴と今後の展望
-
2.ブラジル
- 医療保険制度~「SUS統一公的医療保険制度」と民間保険~
- 保険給付システム~公的医療サービスは無料、外来処方薬剤は一部の薬剤を除いて全額自己負担~
- 医療提供体制~公的な医療施設と民間医療施設~
- 医薬品市場規模と市場構造(価格レベル、輸入品と国産品、GEシェア)
- 薬事承認制度~規制当局と薬事法規、承認申請手続き~
- 知的財産権保護を巡る諸問題~過去の強制実施権の発動~
- 薬価制度~新薬・GEの薬価算定方法、価格調整係数、上限政府販売価格、必須医薬品リスト「RENAME」など~
- 3種類の公的薬剤給付プログラムとブラジル国民薬局
- ブラジルの医薬品市場の特徴と今後の展望
-
-
3.中国
- 医療保険制度~「都市従業員基本医療保険制度」と「新型農村合作医療制度」
- 保険給付システム~指定病院・指定薬局制度、地域によって異なる負担割合~
- 医療提供体制~3段階の病院ランクと裾野の広いプライマリケア提供体制~
- 医薬品市場規模と市場構造(薬効別、価格レベル、国産品と輸入品、GEシェア)
- 薬事承認制度~「医薬品登録制度」、臨床試験、新薬申請から保険償還まで~
- 知的財産権保護について~新薬のデータ保護と監視期間~
- 薬価制度と保険償還システム~保険償還薬甲リスト・乙リストと2009年11月第3版の公表、国家基本薬物目録、薬価制度体系と薬価設定の実際など~
- 医薬品集中入札制度について
- 新医療制度改革(2009.4.6公表)の概要
- 中国の医薬品市場の特徴と今後の展望
-
4.韓国
- 医療保険制度~統一された国民健康保険制度~
- 保険給付システム~外来・入院、医療機関の規模等により異なる自己負担割合~
- 医療提供体制~医療従事者数、病院・診療所・薬局数など~
- 医薬品市場規模と市場構造(価格レベル、輸入品と国産品、GEシェア)
- 薬事承認制度~規制当局と薬事法規、承認申請手続き~
- 知的財産権保護について
- 薬価制度と保険償還システム~HIRAによる薬剤経済評価とポジティブリスト収載、新薬・GEの薬価算定方法、薬価改定ルール、政府の薬剤費適正化策など~
- 韓国の医薬品市場の特徴と今後の展望
-
5.トルコ
- 医療保険制度~公的医療保険制度SSK、Emekli Sandigi、Bag-Kur、Green card~
- 保険給付システム~外来薬は定率負担、入院薬剤と慢性疾患患者の外来薬は無料~
- 医療提供体制~医療従事者数、病院・診療所・薬局数、公的・民間医療施設~
- 医薬品市場規模と市場構造(価格レベル、輸入品と国産品、GEシェア)
- 薬事承認制度について~規制当局と薬事法規、承認申請手続き~
- 知的財産権保護について
- 薬価制度と保険償還システム~新薬・特許切れ薬・GEの薬価算定方法、参照価格制度とグルーピング、卸・薬局の公定マージン、償還薬リストへの収載プロセス、償還対象薬の法定割引制度など~
- 2013年を目途としたHealth Transformation Programの概要
- トルコの医薬品市場の特徴と今後の展望
-
6.インド
- 医療保険制度~公的医療保険制度と民間保険~
- 保険給付システム~公的医療施設での医療サービスは無料~
- 医療提供体制~医療従事者数、医療機関数、3層構造の医療提供体制~
- 医薬品市場規模と市場構造(薬効別、価格レベル、国産品と輸入品)
- 薬事承認制度~規制当局と薬事法規、承認申請手続き~
- 知的財産権保護を巡る諸問題~インドの特許制度の問題点~
- 薬価制度~医薬品価格規制令、価格規制を受ける原薬74品目とその指定製剤、薬価設定の具体的なプロセス、NPPAによる薬価監視システムなど~
- インドの医薬品市場の特徴と今後の展望
-
7.終わりに
- Pharmerging市場の特性と留意すべき諸課題
- Pharmerging諸国での医薬品ビジネス成功のポイント